説明
○測量技術者を目指す人が越えなければならない共通の壁の一つは、測量で使用される数式の意味を理解して、たくさんある測量計算を正確に処理しなければならないことです。
○本書の目標は、測量士及び、測量士補の国家試験レベルの測量に関する数学力とエクセルによる計算技術の獲得に置いています。
○国家試験で出題された問題が本書では例題や練習問題として多く取り上げられています。ただし、中学・高校時代を通じて数学が不得手だった人にも、目標レベルに到達するのに必要な基礎的な内容が学び直せるようにしてあります。
○練習問題の解答を添付しています。
[著者] 中堀義郎
目次
【第1章】測量数学の基礎
【第2章】三角関数
【第3章】ベクトルと行列の基礎
【第4章】座標変換
【第5章】面積計算
【第6章】微分
【第7章】誤差とその伝播
【第8章】行列による最小二乗法
【第9章】回転楕円体の幾何学の基礎